くじらさんのクリルオイル開発秘話
私たちが手がけているのは、
サプリメントではありません。
今を変えたい、と思う
「きっかけ」です。
「食育」と「環境問題」を考える
サプリメント
それが、くじらさんのクリルオイルの
テーマです。
このプロジェクトはサプリメントの常識を変える為のチャレンジでした。
多くの人が、「こんな悩みがあるから、このサプリメントを飲む」。
そして「効果があった」、「効果がなかった」で終わってしまっています。
世界は、もっと広い目で関心を持ちはじめているのです。
「環境問題」、「教育」、「異文化」、「人生」、「家族」。くじらさんのクリルオイルは、ただの消費されるサプリメントではありません。この地球の大切なキーストーン種から生まれた「メッセージ」になり得ると考えたのです。我々の使命は、クリルオイルがどんなに素晴らしい効果があるか、と宣伝する事ではありません。私たち人間がこの様々な生物が存在する地球で、どんな人間に成長すべきかを考える「きっかけ」にすることなのです。
この企画に製造メーカーや水族館ギフトデザイナーをはじめ、イラストレーター、ナレーター、企画者Y氏の家族、造形作家、NGO団体の理事と協議をしたりと、多くの人を巻き込みました。
水族館ギフトデザイナー さめはだ工房氏
プロジェクトを象徴するシンボルとして、まず初めにパッケージデザインに取り組みました。従来のサプリメントの無機質なパッケージではなく、幅広く親しんでもらえるように、パッケージデザインを水族館ギフトデザイナーのさめはだ工房氏に依頼しました。さめはだ工房氏の描く水の生き物たちは生き生きとしていて可愛らしく、さめはだ工房氏の知識も豊富なので、細部にリアリティもありました。最初の打合せの時、シンボルはクジラと決まっており、商品名は仮案としてシンプルに「くじらさんのクリルオイル」で依頼しました。
すると、さめはだ工房氏がその場でラフ画を描いてくれ、それがテーマにピッタリだったので、他に候補はなく、このデザインで進めることにしました。
開発を進めるにあたって、国内・海外問わずクリルオイルの多くの資料を調べました。
するとクリルオイルは、私たちが当初考えていた以上のスケールで製造されていることが分かりました。
何日もかけて南極へ向かい、他の南極の生き物たちにダメージを与えないように厳しく生態系調査をし、そして関係のない魚を捕獲しない特別な採取方法などが行われていました。
それが、私たちに食育と環境問題について考えさせられる「きっかけ」になったのです。
そこで南極の厳しい環境や、危険にさらされている生態系について調べることにしました。
その時に参考になったのは、企画者Y氏が子供とみたオンライン動画サービスでした。
そこには美しい南極の世界や、可愛らしくも必死に生きるアザラシやクジラたちの様子が映っていました。
子供と一緒にハラハラドキドキしながら視聴し、この体験が「きっかけ」で、「せかいでいちばん きれいなうみ」の絵本構想が出来ました。
家族の関心と協力
Y氏は家でもクリルオイルについて語っていたり、意見を聞いていました。するとある日、奥様が「私もそれ飲めるの?」と聞いてきたそうです。Y氏はその時、この企画に確かな感触を得たそうです。家庭菜園を趣味とし、食に関心のある奥様がクリルオイルに興味を持つ「きっかけ」を得たということは、きっとたくさんの人に必要とされると考えたからです。
それからサンプルを作成し、女性や子供でも飲み易いサイズをご家族の協力を得て検証しました。
最初は一般的に流通しているサイズを飲んでもらったのですが、これは女性や子供には飲みづらさがある意見がありました。
そのため、ソフトカプセルを小さくしつつも、成分量が少なくなりすぎない最適なサイズにしました。
ただ問題は、どうやって我々やY氏の家族が得た体験や知識を、他の人に広めるか?という事でした。
そこで誰でも気軽に挑戦できるように、「クジラさんクイズ」が制作されました。
クジラやクリルオイル、そして環境問題に関するクイズとなっており、それらの関心の「きっかけ」になるように取り組んだのです。
さっそくY氏はクイズのテストサイトを制作し、子供に挑戦させてみました。
反応は上々で、次々とクイズに挑戦し「もっとやりたい!」の嬉しい声が返ってきました。
直面した絵本の課題
オンライン絵本の方は難航していました。最初はシンプルなストーリーを作成しておりましたが、これではかなり幼い子向けのストーリーとなり、伝えたい事を含めるには、あまりにも無理がありました。かと言って、それらを全て含めると難しい内容となり、大人はよくても子供には興味をもってもらえないように感じました。その為、何日もかけて作ったストーリーをいくつか破棄することになったのです。
そんな中、とある親と暮らせない子供を支援する団体の理事とお話する機会がありました。里親制度を推進しており、私たちもその実情を調べることにしました。すると、里親とその子供。血のつながらない家族にしか分からない課題がある事が分かりました。またそれ以前に、親と離れなければならなかった子供にも、色々な事情がある事も知りました。
そして私たちのできる事として、オンライン絵本に血のつながらない家族を考える「きっかけ」になるように、子供アザラシと親の代わりになるクジラの話をおりこんだのです。環境問題に関するの物語のようですが、実は家族のテーマも含まれているのです。
食育と環境問題を考えるサプリメント「くじらさんのクリルオイル」はこうして、「きっかけ」をベースに開発されたのです。
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。
農林水産省
我が国、日本の食育が推進されるように、食育は単純な栄養バランスだけではないのです。
環境問題や、家族、真実、知識など多くの情報が求められているのです。
「きっかけ」が花開く時
ある日、企画者Y氏の家庭ではこんな会話があったそうです。ふと子供が市販のスムージーを飲んでる時、パックには砂糖不使用の文字が書いてあるのを見つけました。
そこでY氏が「どうして書いてあると思う?これはどんな人が飲みたいって思うんだろう?美味しいだけなら、他のジュースでもいいよね?」と、問いかけました。すると子供が答えました「わかった!健康になりたいからだ!」続けて、「美味しいだけじゃなく健康になりたい!」と答えたそうです。
このストーリーは我々が目指していた、食育と環境問題を考えるサプリメントのテーマそのものでした。
くじらさんのクリルオイルの商品開発は、すでにY氏とお子様に、「きっかけ」を与えてくれていたのです。